２枚目は蘭花さんとフォルテ姐さんの大人な組み合わせ。
最近フォルテさんはミントさんと組むことが多いので、この取り合わせは結構珍しいかもしれません。

CDの構成自体はvol.１の方とほぼ同じで、新曲２つにそのアレンジ曲が２つ、そして３分の１に分割された曲が１つの全５曲構成ですね。（下表参照）
同時期に出たグッズにはピンズセットとかグラスダンブラーがあったようです。何か懐かしいなぁ……。

■曲紹介
 １．アテンション！
 詞・曲：ゆうまお／歌：田村ゆかり、山口眞弓
ミルフィーが歌ってもおかしくないような、そんな雰囲気のするポップな曲調ですね。
(･∀･)♪ノリノリな感じが沈んだ気持ちも一気に吹き飛ばしてくれますよ。
……ただ、歌だけ聴いているとそんな感じに思えるんですけど、キャラクターを考えるとあまり歌のイメージと合っていないように感じます。子供のような垢抜けた元気と陽気も確かにあるとは思いますが、そういうのはミントさんとかちとせとかとの組み合わせでも可能なんですから、この２人でしかできない“大人的なイメージ”というものををもっと打ち出して貰いたかったなーというのが素直な感想です。

アレンジ版は他のアレンジに比べればまだ良いかなっていう程度ですかな。
相変わらずボーカルが埋もれちゃってますが、アレンジ後の曲との相性みたいなものは悪くないので、まぁ、“後一歩”ってところでしょうか。ちょっと残念です。

 ２．オンナ同士
 詞・曲：ゆうまお／歌：田村ゆかり、山口眞弓
G.A.史上あまり見られない、歌謡曲風のキャラクターソングです。
途中に台詞が入っていたりと妙なところに凝っていて、なかなか完成度が高い１曲に仕上がってます。
キャラクター的にも結構ぴったりなんでしょうかね。違和感とか無いですよ。

記憶に残っている限りで歌謡曲風の採用例としては、この歌を除けば“別の歌にて蘭花さんのソロパートにそれっぽさを取り入れた事”と、“アニメ放送内にてフォルテさんがカラオケを熱唱していたシーンで歌われていた”程度しか無かった筈です。
キャラクターソングは概して明るい曲が多いのですけど、たまにはこういうのも悪くないですね。

アレンジ版の方は、vol.１のアレンジ曲と同様に“歌と言うよりも電子楽器の演奏を聴いている”といった感じです。
ボーカルの音量がかなり抑えられていて、さらに電子楽器の勢いに埋もれているせいか、あまり歌って感じがしませんね。好みは分かれると思いますが、少なくとも私は原曲の方が好きです。