抜粋記事

さて。
暇があったら書こうかと思っていたiPhone⇔自宅PCの連携環境について少し触れておきましょうか。
一応インストールしてあるのが以下になります。

中身は
 ・TeamViewer(個人利用は無料) … リモートデスクトップ環境
 ・Dropbox(2GBまで無料) … 複数端末間でのファイル同期
 ・OrbLive(有料:1200円) … 自宅PC内のメディアファイルを遠隔視聴
 ・Air Cam(有料:900円) … Webカメラの映像を遠隔視聴
 ・Air Video(有料:600円) … 自宅PC内の映像ファイルを遠隔視聴(PT2の録画データもOK)
 ・eXstreamNico(有料:450円) … ニコニコ動画を高画質で見る(自宅PCにて再エンコードする形で処理)
 ※価格は購入時点でのものです。日によっては値引き等行われているかもしれません。

といったところ。
正直、これだけ揃えてるともう他に入れる物も無いという感じです。
その時々に応じて色々と活用しております。

 

この中で、今回はAir Camを取り上げてみます。
Webカメラの映像をどこからでも見られる……というのが基本なんですが、要するに監視カメラ的な役割が果たせる訳です。
手順としては
 1.iPhone用アプリをダウンロード購入する(900円)
   無料版もありますが、そちらは無線LAN環境内のみの機能限定版です。
   動作確認用に使いましょう。
 2.常時稼働しているPCに専用サーバソフトをインストールする
   こちらのサイト[外・新]からWindows/Macそれぞれの対応版をダウンロード→インストールします。
   メッセンジャーとかで使えるWebカメラなら勝手に認識してくれるので、ソフト側での設定は特に要らないと思います。
   サーバソフトは“Hide”ボタンでタスクアイコン化できるので邪魔にもなりません。
   ……あ、でも一応パスワートは設定しておきましょう。
 3.ルータのポートを開ける/ファイアウォールを設定する
   TCPの1726を解放しましょう。
   必要なポートはソフト上でポートは変更出来るようになってはいるのですが、
   iPhoneからアクセスする際にどうしてもうまくいかなかったので、デフォルトで行うのが一番っぽいです。
 4.iPhoneからアクセス
   ここまでやれば繋がるはず。
   iPhone側でソフトを立ち上げて、Manual Connectionを選択。
   自宅のIPを入力(DDNSも利用可)してやれば、OKです。

自分のやった設定は以上です。
これで難なく繋がる……とは思います。
(まぁ、自宅のLAN設定環境によって異なるかもしれませんが。)
たまーに上手く繋がらない時がありますが、その時は何回も接続をチャレンジしていると繋がりました。

 

ちなみにウチでは3台のWebカメラを接続してまして。
選択画面ではこうなってますよ。

ここから見たいカメラをタップして右側にチェックマークを入れ、右上にあるViewをタップ。
そうすると、下画像のような感じでカメラの映像が出てきます。

(一部、個人的な理由でぼかしをかけています。通常はちゃんと表示されます。)
縦持ちの場合は画面中央に、横持ちの場合はフルスクリーンとなります。
また、左上のカメラ名表示や右下のタイムスタンプはサーバ側、クライアント側のどちらでもON/OFF切替え可能です。

あと監視カメラ的な用途としては、縦持ちの時に操作アイコンが出てきまして。
そこを押す事で静止画や動画を保存できたりもします。
外出先で見た時に不審な動きがあった場合、証拠を残せておけます。
(サーバ側の設定で、映像に動きがあった場合に自動的に静止画を残す設定もできます。)

機能的には至れり尽くせりな感じですかね。
値段の割には充実していると思うので、Webカメラを余らせている方は導入されてみてはいかがでしょうか。

 
改訂記録
2010. 10. 09 : 初版掲載 [出典・2010年 10月 8日掲載文雑記内記事]
 
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