抜粋記事
旅程6日目。
実質的な最終日です。

■6日目の移動経路

※経路が一気に直線で飛んでいる箇所は地下鉄移動時にGPSが捕捉できなかったためです。
午前中はバスでの市内観光、午後は自由行動という一日でした。
翌日はもう空港へ一直線なのでこの日が実質的な最終日となります。

■5/1 - 9:00(CET) ベルリンの壁 チェックポイント・チャーリー館

バスでホテルを出発し、まずは有名どころから。
博物館内は撮影禁止だったので写真は残していませんが、当時の脱出劇を連想させる品々が沢山展示されていました。
あの手この手で西側へ逃げようと必死だったんですねぇ……。
社会主義の成功例って見た事無いな。

外では実際の検問所が撮影スポットとなっていました。

向う側に憲兵のコスプレをした人がいて、2ユーロ払うと一緒に写ってくれるそうで。
ただオプションがあって、帽子をかぶるにはさらに1ユーロ必要だとか。
記念写真を撮るだけで300円以上かかるって……どれだけ暴利なんだ。

■5/1 - 10:30(CET) イーストサイドギャラリー

前日の自由行動でもやってきましたが、今回はバスでの全体行動という事で要所だけ見て回りました。
駆け足ツアーのため数枚の壁画しかみれなかったので、前の日にじっくり見ておいて正解でした。

■5/1 - 10:45(CET) ペルガモン博物館

壁をさらっと見物してから一気にバスで移動。
お次はペルガモン博物館です。
4年前、トルコに行った際に本家遺跡の方も見てきましたが、その一部がまるっと移築されているんですね。
他にもイランとかギリシャとか、あちらこちらの遺物が広い敷地内に所狭しと陳列されておりました。

一部修復されたりもしてますが、こんなのとか……。

こんな神殿の一部みたいなものまで様々。

展示品は第二次大戦後にソ連に接収された後、行方不明になっている物も多々あるとか。
杜撰というか、管理できないなら何で接収したんでしょうね。

■5/1 - 12:30(CET)  ブランデンブルク門

この日はメーデー、という事で大勢の人で賑わっています。
旗を持った人たちとか、デモ隊っぽいのも点在してましたかね。

ここはベルリン分割時の中心的な場所という事もあり、占領国の大使館が密集しています。

問題があっては困るのか、警官隊があちこちに待機してましたよ。
まぁ、一応観光地なので厳戒態勢って訳でもなさそうでしたけどね。

■5/1 - 12:50(CET) 昼食(DAITOKAI)

ちょっと遅めの昼食を、と向かったのはこちら。
“大都会”と言う名の日本料理店でした。
一応ツアーのルートに入っている店なのでアヤシイ日本食という事も無く。
オーナーから一部のスタッフまで日本人が多く働いているちゃんとした“和食屋”でした。

料理の方は弁当形式で、一部のおかずをその場で鉄板にて調理してくれるというスタイル。

全体的に味付けの濃いドイツにしては結構薄味気味だったかな。
(・∀・)まぁ、美味しかったですよ。

ちなみにテーブルにあった醤油のビンに書かれていたロゴは“KIKKOMAN”でした。

■5/1 - 14:00(CET) 解散

バスのレンタル期限が14時までとなってまして。
ホテルまであとちょっとという所でしたが、タイムリミットが来て近くの交差点で強制下車となりました。
ここからはもう自由行動となりますが……。
荷物の整理もしたいのでここで一旦ホテルに戻りました。

■5/1 - 15:00(CET) 移動
荷物を整理してから数名で集合。
目星を付けてあった目的地まで移動します。

お馴染みのシュタットミッテ駅からUバーンに乗り――。


前日の自由行動でも利用したアレクサンダープラッツで下車。
別の路線に乗り換えます。


ゲスントブルンネンという駅で下車。
そこから地上駅(Sバーン)に乗り換えとなります。

(・∀・)1日乗車券で“バスに加えて鉄道が地下&地上、さらに路面電車”まで乗り放題。
これで6.3ユーロくらいなんだから超お得です。


環状線に揺られて到着したのはこちら。
ヴェステント駅です。

周りは特に何も無い、西ベルリンの普通の道路です。

■5/1 - 16:(CET) 西ベルリン シャルロッテンブルク宮殿

駅を出て暫く道沿いに歩くと大きな宮殿が現れました。
ここが目的地“シャルロッテンブルク宮殿”です。
後ろには広大な庭園が広がっており、他の離宮もいくつか点在しているそうで。

( ・ω・)入場料はチケットがいくつかに分かれていてどれを買ったら良いかもよく分からなかったので……。
とりあえず全部見られる1日券というものを買いました。
写真撮影許可証の発行料も含めて20ユーロ近くかかりましたが、まぁ致し方ないですね。
安いチケットにしてしまい、いざ入ったら“ここから奥はダメです”とか言われても悲しいですし。
(でも訪れた時間が遅かったのか、庭園とか一歩も立ち入る事無く開園時間が終わってしまいまして。
 結局全部回る事はできませんでしたよ。ちょっと名残惜しいですね。)

あと、ここではオーディオガイドの無料貸出しをしているのですが、ちゃんと日本語ガイド用意されていました。
外国人のアヤシイ日本語では無くちゃんと日本人による説明が聴けます。
(`・ω・´)各部屋毎に時代背景から調度品の内容まで細かく説明してくれるので凄く分かりやすかったです。

 

ちなみに中はこんな感じ。

こういう豪華な部屋が何十部屋も連なっていました。
中にはこんなぶっ飛んだ部屋も……。

四方の壁一面に陶磁器が満遍なく展示されております。
ここだけ妙に異質な空間でした。

あとは簡易的な教会も併設されてましたね。

まぁ、何にせよここを見て回るなら1日潰す覚悟が無いと多分無理だろうなぁ。

■5/1 - 20:00(CET) 夕食

最後の夕食。
もう疲れ果てた上にメーデーでやっていない店も多いので、ホテルの近くにあったレストランで済ませました。
外観からは分からなかったんですが、入ってメニューを見ると何とイタリア料理の店でした。
ドイツ最終日がイタリア料理とはまた微妙な締め方ですね……。

 
改訂記録
2012. 05. 25 : 初版掲載 [出典・2012年 5月 15日掲載分雑記内記事]
 
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