今度はアイ・オー・データ製チューナーの方がバージョンアップです。
一番遅く出た割にはUSB接続型で唯一データ放送に対応しているというだけで他の視聴&録画機能の方のつくりが杜撰(ずさん)で非常に残念だったこちらの製品ですが、ようやく最新バージョンの公開がなされました。
ただ、特に新機能の追加とかはなく、右クリックメニューに便利コマンドが追加された程度ですけどね。
新たに加わったのは以下の2つ。
・常に手前に表示
・映像のみ表示
※掲載後に気付いたのですが、データ放送部分にも改良が加えられていました。
その点については後日改めて掲載します。
後者の“映像のみ表示”というのはその他のウィンドウやらコンソールの類を一切表示OFFにするってだけで、今まで個別に一つずつ消したり出したりしなければならなかったものがクリック1発で可能になったってだけなんですけど、前者の“常に手前に表示”というのはもう欠かせない機能です。
……と言いますか、今まで何でこれがなかったのかが不思議でなりません。
ワンセグなんてものは所詮低解像度なのでブラウズやオフィス作業に平行し画面の片隅に表示して“ながら見”するためにあるようなものなんですから、この辺はできて当然な機能なんですよね。
まぁ、何はともあれようやく対応してくれたので、これでフリーソフトで補わなくても良くなったって訳ですな。
(´・ω・`)うーん……。
バッファロー製の方は最近も新機能を追加したりといろいろ鋭意な姿勢を見せてくれていますが、それと比べてしまうとやはりどうしても“なおざり感”を感じますね。
こちらは未だに静止画保存にも非対応だし、ソフトウェアの安定性も殆ど改善されていません、
また、ちょっと低スペックなマシンだとちょいテレよりも選局に必要な時間が長いようにも思えます。
アンテナ表示も5になったと思えば一気に0になったりしますし……。
こうしてレビューをさせたり、僅かながらでもバージョンアップをしている以上、確かに頑張ってはいるのでしょうけど、同社のアナログチューナーボードと比べると手を抜いているとしか思えないんですよねぇ。
国内大手の周辺機器メーカーとして、アイオーさんにはもっと気合いを入れて頑張ってもらいたいなと思います。 |