抜粋記事
◇特別連載企画 USB接続型ワンセグチューナー性能比較(3) 「実導入」
テレビを見るためにはソフトウェアとドライバをインストールしなければなりません。
次はそれぞれの導入方法をご紹介します。

バッファロー社 ちょいテレ(DH-ONE/U2)
製品に含まれているCD-ROMのソフトウェアバージョンは1.00。
ただ、ウェブの方で最新版の1.05が公開されているのでインストールにはそちらを使います。
何もいちいち古い方から入れる必要ないですからねぇ。
◇ファイル確認
メーカー公式で配布されているのは現在この3つ。
正確にはこれに加えて復旧ツールがあるので4つですが、あれは修理とかに出した際にしか使わないので今回はパスです。

左側から順に、
 ・USBドライバ
 ・本体ファームウェア
 ・PCast TV for ワンセグ(視聴用ソフト)
です。

◇ドライバのインストール
最初に入れるのはドライバです。
これを入れないとPCはチューナーを認識してくれません。

ダウンロードしたドライバファイル(ファイル確認時の一番左)をダブルクリックすると、自動的に解凍が始まって左図のようなメニューが現れます。
“ドライバのインストール”を選んでから開始します。

しばらく経つと、こういう表示が出ます。
(図はWindows 2000の時の物です。XPでは若干異なります。)
こういう画面になったらチューナーをUSBポートに挿します。

すると勝手にドライバのインストールをしてくれるので、終わったら“次へ”を押します。

はい、完了です。
◇視聴用ソフトのインストール
次にファイル確認時の一番右のヤツ、PCast TVの導入です。
これもダウンロードしたファイルをダブルクリックすると左図のような表示が現れます。

ここはそのまま次へ進みます。

許諾契約書、インストール場所等を指定するページをいくつか過ぎると、インストールが始まります。
この時、一緒に映像をデコードするためのコーデックとかもインストールされます。
インストールが終わると、次は地域設定です。
自分の住んでいる地域を選びましょう。
それを終えるとセットアップ終了。
デスクトップにこのようなアイコンができます。
(途中の設定によっては出現しません。)

あと、インストール終了と同時にバックグラウンドでソフトが常駐します。従って、起動する際にはデスクトップのアイコンをダブルクリックするか、タスクバー右側に常駐している同種のアイコンをクリックする事によって出てくるメニューから起動できます。

ちょいテレの方はこんな感じですね。
付属CDからインストールするとドライバと視聴用ソフトの導入を同時に行ってくれるんですが、バージョンが古いんでここでは取り扱いません。

ファイルのダウンロードは以下のリンク先からどうぞ。
  ⇒ バッファロー社ダウンロードページ[外・新]

アイオーデータ社 SEG CLIP(GV-1SG/USB)
こちらもCD-ROMのソフトウェアバージョンは1.00。
発売直後ですが、もう既にウェブ上に新しいバージョン1.01が公開されているので、そちらを利用します。
……という事でCD-ROM、意味無いですね。
◇ファイル確認
ダウンロードしたファイルを開くとファイルが解凍されます。
出てきたファイルは左図の通りです。

2つあるフォルダの中身はこれ。
 ・Driver : チューナーのドライバ
 ・SEGCLIP : 視聴用ソフトのセットアップデータ

左下のGV1SGUSB.exeを起動するとセットアップメニューが出てくるので、ドライバ→視聴用ソフトの順でインストールします。
メニュー内にはreserMailという項目もありますが、それは外出先からの録画予約をしたりする際に使うソフトです。
ここでは説明しませんが、入れたい人は視聴用ソフトを入れた後にインストールしてください。

◇ドライバのインストール
ちょいテレ同様、ドライバを先に入れます。
セットアップメニューの一番上を選ぶと左図のようなダイアログが表示されます。
インストールが選ばれている事を確認した上でOKを押します。
すると、左図のような画面に変わります。
ここでは選ぶ項目もないのでそのままOKを選択。
しばらく経つと完了です。

OKを押してからチューナーを挿すと、ドライバのインストールが行われます。一部のPCでは新しいハードウェアが見つかりましたという表示が出るものもありますが、自動的にインストールを選んでおけば勝手に入れてくれますよ。

◇視聴用ソフトのインストール
続いて視聴用ソフト。
セットアップメニューの上から2番目を選ぶと左図のような表示が出ます。
そのまま次へ進みます。
こちらでは許諾契約書は表示されません。
インストール場所だけ選んだら次へ進みます。
あとは放置。
ソフトのインストールは自動で行われます。
セットアップが終わると、デスクトップ上に左図のような2つのアイコンが現れます。
右側のテレビ番組表はインターネット上の番組表サイトへのショートカットで、そこを経由した予約録画もできます。

視聴用ソフトSEG CLIPは左側のアイコンです。
ちょいテレとは違い、最初から常駐はしていないので初回起動はこのアイコンから開きましょう。

◇初回起動時設定
最初に起動する時には設定が必要です。
左図のような設定画面が出てきますので、音声や地域設定等、自分にあった設定に変えてください。

次からはその設定で起動します。
(あとから変更も可能です。)

なお起動後は右下に常駐するのでそこからの起動も可能です。

……と、以上がSEG CLIPのセットアップ手順です。
ちょいテレよりも手順が少なくて楽ですね。

こちらのファイルのダウンロードは以下のリンク先からどうぞ。
  ⇒ アイオーデータ社ダウンロードページ[外・新]

あ、そうそう。
余談になりますが、Windows 2000は非サポートOSって事でセットアップメニューを開こうとすると“お使いのOSでは動作しません”と弾かれて起動できないという仕様になっています。
だけど何とか試してみたい……という訳で、いろいろ試してみましたよ。
結果、最初のファイル確認のところにあった2つのフォルダ、あの中にあるセットアップツールを直に起動してやると無理矢理ですがインストールする事ができました。

アイオーデータ社の方も余計なサポートを減らしたいっていう思惑なのかもしれませんけど、無保証でいいからインストールくらいさせてもらいたかったですな。
まぁ、今回はこうやって直にセットアップツールをいじれたからよかったものの、もし一つのファイルにまとめられていたらもうどうしようもありませんでしたからねぇ……。
“保証はしないけど入れても構わないよ”的なスタンスにしておいて欲しかったなぁというのがちょっと残念です。
初心者対策をするならば、せめて“このOSはサポートされていませんが、それでもインストールしますか?”といった感じで、ダイアログを出せばいいんじゃないかなぁと思うんですけど……どうなんですかね?

……というのもね。
本当は次回書く筈の事なんですが、実はちゃんとWindows 2000のPCでも見る事はできたんですわ。
そもそもWindowsの2000とXPなんてバージョン表記でいったらNT5.0と5.1の違いだけです。
現に非サポートでも使える環境がある事ですし、別にXP以降にOSに採用された技術を使っている訳でもないんですから、何も徹底排除しなくてもいいのになぁ。

(´・ω・`)まぁ、一番良いのは公式に対応してくれる事なんですけどね。
Vistaならともかく、Microsoft自身も捨てにかかっている2000じゃそれは無理か。

 
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2007. 01.07 : 初版掲載
 
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