抜粋記事

W06Kでは、CF型のW05Kとは違い、内部に仮想CD-ROMとして機能する記憶領域を持っています。
従って、一応CD-ROMは付属していますけど、大抵の場合はカード単体でドライバ等を入れる事が可能です。

という事で、まずは挿します。

出っ張り具合はこんな感じですね。
だいたい指が3本くらい……かな?
PC本体のカラーとも合っていて良い感じです。

挿してしばらくすると、WindowsがCD-ROMとしてカードを認識してくれます。

こんな風にアイコンもちゃんと用意されていて、ちゃんと作ってあるという事を感じさせてくれますね。
ミニゲームのみの癖して定価が通常のゲームと同じく1万円近くとってる上に、ボリュームラベルがプレスした日付[内]だったりした“ギャラクシーエンジェルEX”とは大違いですな。

まぁ、“ゲーム”と“通信機器”という全然違う物なので比較するのも何かとは思いますが……。
それでも対価を取って提供している物には変わりないですからね。
物作りに対する意識の違いみたいなものがこういった細かい部分に現れてくるのかなぁ……と感じたりもしました。
(´・ω・`)……って話が逸れてるか。

 

で、カードを挿した後の話です。
そのまましばらく待つと、自動起動の設定になっているのでセットアップウィザードが勝手に起動します。
@ パケット通信最適化ツール
まず起動するのがこれ。

これはただ単にRWIN値を通信カードに最適化した数値に変更できるってだけの簡単なツールです。
一応接続設定単位で別々な値を設定できます。
ちなみにauの推奨値は64240だそうですが、これが本当に最適なのかは判りません。
RWIN値って計算で出せるみたいですけど面倒なので……。

A W06K 接続ユーティリティ
パケット最適化ツールのインストールが終わると、次はこいつが起動します。

別に必ず入れる必要は無いのかもしれませんけど、インストールしておくと
 ・カードに常に給電されるのでダイヤルアップが早い
 ・通信データ量が記録されるので、課金状況が確認しやすい
といった利点があります。

インストールすると、タスクバー右下のアイコンが並ぶ部分に常駐します。

B通信カードドライバ
色々とソフトウェアを入れた後、最後にドライバがインストールされます。

“はい(Y)”をクリックすると……。

クリック後、放置していると勝手にインストールされます。
インストールが完了すると直上画像の右下“圏外”アイコンがアンテナ表示になります。
(アンテナ表示は圏内にいる時のみで、圏外時は“圏外”の文字の周囲が橙色に変化する)

これでセットアップは完了です。
あとは普通にダイヤルアップでデータ通信が行えます(……が、課金の関係上まだ試してません。)

なお、一旦“B通信カードドライバ”のセットアップ後に06Kを抜くと、次からはCD-ROMとしては認識されなくなります。
マイコンピュータにも現れず、完全に通信カードとしてのみ使えるようになってるみたいです。
要するに2回目の挿入からはW05Kと同じ感覚で運用できるって訳ですね。
イーモバイルのD03HWなんかはいつでもアクセスできるのですけど、若干凝った作りになってるみたいです。

ただ、こういう仕様だとドライバとかユーティリティを再インストールしたいという場合にどうするか……ですけど。

その場合はコントロールパネルから一度W06Kのドライバを削除して再び挿し直せば、また先述の連続インストールを行う事ができるようになっているので特に心配する事もないでしょう。
まぁ、そもそもCD-ROMも付属してますからね。
京セラのサイトとかでもドライバとユーティリティの最新版を配布してますし、この“インストール後は読めなくなる”仕様による影響は特にないんじゃないかなと思います。



おまけ
CD-ROMには、カード本体の仮想CD-ROMに収録されていないものも入ってます。

取扱説明書は付属の物をPDF化しただけのもの。
無線LAN切替えユーティリティは、画像中の説明にもあるとおり通信カードと無線LANを自動で切替えるツールです。
au回線は都市部では輻輳したり速度低下しやすいので、公衆無線LANを契約している人はトラフィックをそっちへ受け流せるようにするためのソフトウェアですね。

静岡のような地方都市じゃ公衆無線LAN自体中心市街地にいかないと滅多にないんで……。
fonとかも点々としか存在しないしね。
ま、無縁なツールですな。

 

……という感じで現状はここまでとなります。
W05Kの解約による違約金とW06Kの新規契約による事務手数料やらでちょっと負荷が大きいので、まだ簡単な接続テストしかしていません。

接続自体はWindows標準のダイヤルアップの他に下画像の赤枠部分をクリックする事でも行えます。

切断も併設された“切断”ボタンを押しても良いし、今まで通りWindows標準の機能を使ってもO.K.。
スピードテスト等はどうしても繋ぐ必要がでできた場合、もしくはお金に余裕ができてからやっていく予定です。

 
改訂記録
2009. 01. 07 : 初版掲載 [出典・2009年 1月 5日掲載文雑記内記事]
 
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