抜粋記事
VAIO TZ90S 内蔵ワイヤレスLAN換装

以前ノートPCのヒンジ部分にあるシリンダーを外した、という事を書きましたが。
(`・ω・´)換装用の部品が届いたので、昨日の帰宅後に換装を実施してみました。

まぁ、分解の手順等は書いているとまた長くなるんで……。
参考として良い解説をされているサイトがあるので、そちらの方をご参照下さいな。
 ⇒ ソニーが基本的に好き。さんに掲載されている記事「VAIO typeTの本体を分解してみた」 前編 / 後編
自分もここを見ながらやったので、手順としてはほぼ一緒です。
隠しネジの場所もちゃんと解説してくれていて、凄く判りやすかったので比較的簡単に作業できましたよ。

 

まずはネジを全て外して本体を分離。

自分の場合、分解すると必ずネジが余るんですよね……。
いつもは成り行きに任せて分解を敢行してしまっているのが原因だと思うんで、今回は外した場所のメモとネジをなくさないようにする小袋を使ってちゃんと管理しながらやりましたよ。
これで余らせずに元に戻す事ができました。

キーボード部分のパーツをパカッと外すと部品がぎっしり詰め込まれています。


目的のワイヤレスLANユニットは左側のUSB端子が載っている基板の下との事なので、これを外します。


USBの基板はネジで留まっているだけなので、簡単に外せました。
フラットケーブルが沢山配線されてるんで、切らないように注意しつつ作業を進めます。

これを今回届いたIntel Wireless WiFi Link 4965AGNと交換すれば良いという訳ですね。
この基板は左下部分を1カ所ネジで留めてあるだけなので、それさえ外しちゃえば自然に抜けてくれます。
抜いたら2本のアンテナを外してパーツを交換。
先程外したアンテナを同じ位置に付けて物理的な交換作業は完了です。
(4965AGNはアンテナ端子が3つありますが、最初に刺さっていたものと同じ位置にアンテナを挿せばO.K.)

 

あとは逆の手順で組み立てるだけ……なんですけど。
組み立ててから動かなかったらまたばらす必要が出てきますよね。
……って事で、キーボード部分だけ軽くはめておき、ネジ止め等は全くしない状態で認識するかだけテストしてみました。

最初メモリーを外した事を忘れていて、“起動しない……だと?”とちょっと焦ってしまう場面もありましたけど、それもメモリーを挿し直したらあっさり起動してくれましたよ。
(´・ω・`)いやぁ、あれは焦ったよ……。

そして予めダウンロードしておいたドライバ等を、古いバージョンのユーティリティ等を削除してからインストール。
再起動すると……。

(・∀・)ちゃんと認識してくれましたよ!
これで感度の悪いExpressCard/34の拡張カードを挿さなくてもO.K.になった訳ですね。
4965AGNの仕様上、2.4GHz帯の無線LANでは300Mbpsでリンクできないので理論値144Mbpsですけど……。
まぁ、前より速くなったのなら良しとしようじゃありませんか。

この4965AGN、楽天市場とかで検索すると結構販売しているショップがあります。
興味のある方は調べてみると良いかもしれませんね。

 

( ´Д`)ところで、これの実際の実効値ってどうなんだろう?
確かそういうのを測定するツールを以前見かけた気がするんで、今度それで計測してみるか。

 
改訂記録
2009. 01. 08 : 初版掲載 [出典・2009年 1月 7日掲載文雑記内記事]
 
  サイト内の文章・画像等のデータは一部の個別に禁止している物以外は自由に再利用して戴いて構いません。
その他疑問点等ありましたら、各ページ右上部分の「メール投稿」よりお願い致します。